従軍慰安婦問題

 9月23日夜、NHKテレビで韓国3人対日本3人、司会三宅NHKアナウンサーで討論会番組があり、本問題も話し合われた。私は本番組で桜井よし子氏が述べた意見と同意見である。

 定義① 昭和33年売春防止法により赤線が廃止されるまで慰安婦(娼婦、売春婦)という歴史的存在は日本国内にあった。戦中、軍に従って商売をした売春宿は需要と供給の原則からあっても不思議ではない。
 
 定義② 問題は女子挺身隊の名で日本軍(国、権力)により戦場に強制連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた従軍慰安婦がいたかどうかである。

 結論として、①はあったが②があったという証拠はない。(桜井良子氏の意見)

 韓国との間で従軍慰安婦問題がもつれるようになった原因は,日本国内の反日的な日本人や新聞にある。

○吉田清治の体験本 83年刊
 「私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行」で、軍に命令され、済州島で若い女性を駆り立てトラックで連行しレイプしたという体験を語る。89年韓国語でも翻訳出版。「済州新聞」の現地女性記者が怒りに燃え現場取材したところ、住民らはそのような事実はなかったと証言した。吉田は嘘をついていると「済州新聞」に書いたが注目されなかった。その後、現代史学者秦郁彦氏が現地調査を行い、済州新聞の記事を発見、氏の調査でも吉田証言は嘘であることが判明した。吉田本人も96年、創作であることを認めた。

○朝日新聞の誤報 91年8月11日 
 女子挺身隊の名で日本軍により戦場に連行された従軍慰安婦がソウル市内にいると誤報した。金学順というその人は、貧しさのため母親に40円でキーセン(芸妓、娼婦)として売られたことが判明した。朝日新聞はこの誤報を訂正していない。金学順さん以外の元慰安婦もソウル大学安名誉教授が学術調査を行い、権力による連行は証明できないと結論した。

○河野談話 93年8月
 韓国政府が「強制連行を認めてくれ、そうすればこれ以上問題にしない」と水面下で求めたことに応じ、外務官僚と河野洋平官房長官(当時、宮沢内閣)が、それに応じた。これを機に、国内の左派学者らが中学校の歴史教科書に慰安婦の強制連行を書いた。河野洋平は国を売ったのだ。この歴史観も何もない男が衆議院議長をやり、今、某民放テレビ局が政治番組に引っぱり出している。どこかおかしい。

○日本人弁護士戸塚悦郎が「慰安婦=性奴隷」という国連ロビー活動を中心に活動を展開。92年から95年の4年間に海外渡航18回(渡欧14回、訪米2回、訪朝1回、訪中1回)と活動を執拗に繰り返した。この結果、国連公式文書に採用された。

○国連人権委員会に、同委員会特別報告官から前記誤報に基づく報告書が提出された。外務省は採択される直前に反論文書を人権委員会に提出したが、当時の社会党政権はこれを撤回し、採択された。次いで米議会でも決議された。これを受け、今年8月韓国憲法裁判所は韓国政府が慰安婦への補償を日本に対して求めないのは憲法違反だという判決を下した。

○この問題は、左翼新聞や、左派学者など反日的日本人から発せられた問題である。教科書問題といい、反日日本人、朝日新聞など反日新聞発のこうした問題が多いのは、言論の自由とは言え憂慮すべき問題である。韓国の竹島教育などの歴史教育に比べると、言論の自由は日本の誇るべき美点かも知れないが。

○NHKの番組を視た後、外務省・外務官僚にこの問題は任せられない。(当番組に出ていた元外務官僚田中均氏は桜井氏に反論していた。)次期政権では桜井よし子氏を当問題の担当大臣になってもらい、日本の汚名を返上し、問題解決を図りたいものだと思った。あの論理性と弁舌は日本人には類例がない。国連などであの冷静さと論理性、討論の展開強さを見せつけて欲しいものだ。女性であるのも有利に働くだろう。

○民放ラジオ(文化放送?)で9月24日午後驚くべきことを聴いた。NHKテレビの桜井さんの発言について、これからのことを話し合いましょうというのに過去のことばかり言って三宅アナウンサーに発言を遮られていた。折角の話し合いを無意味にした、というような内容である。歴史を歪めての話し合いは無意味であるし、三宅アナは十分話させてから話を転じたのである。三人の韓国人との対話であることを思うと絶妙のタイミングであったと思う。しっかりした歴史認識なしに未来は語れない。この民放発の論理は、東日本大震災の貞観津波の歴史的記録と研究成果を生かせず原発事故を起こしたこととどこやら似ている。

※これをまとめるに当たり、SAPIO 8/22・29掲載の西岡力氏(東京基督教大学教授)の記事を参考にさせていただいた。

※安部晋三氏が自民党総裁になった。河野談話を何とかしたいと思っている政治家である。




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