山中京大教授 ノーベル賞受賞

山中伸也   イアン・ウィルムット   ジョン・ガードン 
             山中伸弥       イアン・ウィルムット       ジョン・ガードン

2012年12月10日 スウェーデンのストックホルムで山中伸弥京都大学教授(50)がノーベル医学生理学賞を受賞した。ケンブリッジ大学名誉教授ジョン・ガードン博士と共同受賞である。
「iPS細胞(万能細胞)という仕事単独では今回の受賞はなかったと思います。自分ではこれは便乗受賞だと思います」 山中教授は謙虚だ。

<受賞理由>
         The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2012
                    Jointly to
            John B,Gurdon and Shinya Yamanaka
for the discovery that mature cells can be reprogrammed to ecome pluripotennt

細胞の初期化(reprogrammed)に対する受賞である。卵細胞から分化してさまざまな臓器ができるが、分化した細胞を初期化することに成功した。これがあらゆる臓器に分化するiPS細胞=万能細胞である。
 
<研究経過>
1962年 生物学者ジョン・ガードン博士がアフリカツメガエル(両棲類)のクローンをつくりだした。卵細胞の核を腸卵細胞の核と置き換えることで成功した。
1997年 イアン・ウィルムットが羊のクローン(ドリー)をつくりだした。哺乳類のクローンとして注目を浴びる。その後、牛、ネズミなどのクローンもつくられた。

山中教授はこれらの成果を踏まえ研究を開始。臓器細胞の初期化に成功した。
2006年 研究成果である山中因子 (Yamanaka factors)と呼ばれる4遺伝子を発表した。
2012年 ノーベル賞受賞。山中氏「仕切り直しの朝だ。これからの研究が大切です」

※独創性と科学的な価値がノーベル賞の対象である。1997年の羊のクローン化は単なる改良とされ受賞対象とならなかった。写真の3人に<ノーベル賞の光と影>
 

コメント
受賞前さかんにノーベル賞級の研究といわれたが、私は多少違和感を感じていた。ノーベル賞は確かに偉大な賞である。何故、偉大か? 受賞者が偉大だからである。私は山中伸弥教授が受賞したことでノーベル賞が間違いなく偉大な賞であることを再認識した。



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