維新の会代表 石原慎太郎

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                 大津波の襲来跡  福島県北部  2012.11.5

  石原代表の演説  <中央官僚主導を打破>


  それぞれの役所の継続性・一貫性に縛られて、互いに横の連絡も取れずにこんな激しい変化の時代に新しいことに対応する発想がとても出てこない。私も橋下さんも東京と大阪という日本の心臓部・頭脳部を預かってきましたが、そこで現場に即した新しい試みをしようとしてもいつも時代遅れの規制をかまえてのさばっている官僚の壁にぶつかってきました。


<会計制度>
  ひとつの例をあげましょう。この国の財政を仕切っている会計制度は大福帳よりも古めかしい単式簿記、こんなことをしている先進国は他にどこにもありません。日本の他には、北朝鮮とかフィリピンとかパプアニューギニアという国ぐらいで、他は全て途上国を含めて発生主義の複式簿記であります。

  だからこの国の官僚は国民の税金をいい加減にあるいは無駄法題に使ってもばれることはない。この国には健全なバランスシートもなければ財務収支もないんですね。ですから役人の勝手法題がまかり通る。東京も大阪も並んでですね複式簿記でみなおしました。おかげで無駄使いが減って財政再建ができました。


コメント
  ゲーテ曰く 「複式簿記は人類のもっとも偉大な発明である」(ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代)

  江戸時代の大福帳は複式簿記だった。例:<出羽本間家;万覚帳、万差引帳、万控帳><伊勢三井家;大元方勘定目録><大阪鴻池家;算用帳><出羽田部家;勘定目録>など。石原代表が大福帳より古めかしいと言っている理由である。さすがに含蓄があり奥深いことを言うものだ。

  世界と並び日本の先人達も発明した偉大な会計方式を何故活用しないのか。国民を欺くためとしか思えない。



<原発事故>
  原発の問題にしても硬直した官僚の縦割り行政と官僚に似た電力会社のもたれあいで原発の立地やあるいは補助機関の設置などの杜撰さがもたらしたまさに人災以外の何物でもありません。

  放射能への恐怖に駆られてですね、いま原発論議が非常にかまびすいですが、嘗て1980年電気料金があがったとき日本のアルミ業界は一社を除いて瞬間的に全滅しました。今後電気料金が20%上がったとしたら日本の鉄鋼や自動車、電気器具の部品メーカーその他の多くの産業は利益のほとんどを失います。企業が死ねば人間も死ぬわけです。

  原発の代わりのエネルギーに石油や石炭を焚きますと温暖化がますます進んで地球そのものがもたなくなるわけです。難しい選択が迫られています。私達子孫のためにもこの国をどう立て直してゆくかそのために何をしてゆくか。我々が何を選ぶかということをみなさん本気で考えて見ましょう。
 
  明治の先覚者の福沢諭吉は大事なことを言いましたね。 「立国は公にあらず、私なり」 


コメント
  原発事故は政官業がつくる<原子力村>の人災そのものであることがこのブログの趣旨である。石原代表に賛意を表する。本ブログのプロローグでは、菅原道真など先人達の知恵を生かさなかったため原発事故が起こったとした。その点は<複式簿記>と同じである。

  加藤 寛<立国は私なり、公にあらず> 日本再生への提言;行政改革の旗手加藤寛が日本人に問う「官に頼らず、独立の丹心なくして日本の再生はない」を石原代表は踏まえているように思われる。加藤寛は慶応義塾福沢諭吉の精神の踏襲者である。



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