海坂 うなさか

<海坂> 水平線のゆるやかな傾斜弧  
                <海坂>  水平線のゆるやかな傾斜弧

うなさか海境 海界 海坂

  〔舟が水平線の彼方に見えなくなるのは、海に傾斜があって他界に至ると考えたからという〕神話における海神(わたつみ)の国と人の国との境界 〈古事記、万葉集〉〈大辞林〉

  海辺に立って一望の海を眺めると、水平線はゆるやかな弧を描く。そのあるかなきかのゆるやかな傾斜弧を海坂と呼ぶと聞いた記憶がある。うつくしい言葉である。(藤沢周平)

  <海坂藩>藤沢周平の小説にでてくる北国にある架空の藩。藤沢周平の故郷庄内藩がモデルといわれる。

  『海坂』は藤沢周平が昭和二十八年から三十年にかけて投稿した静岡にある俳句の同人誌で、その名前を小説に借用した。投稿したのは肺結核のため二年間奉職していた故郷の中学校を辞め、東京都東村山町の病院で手術・療養中のことである。
 

               いぬ
      軒を出て 狗寒月に 照らされる    周平

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