ノーベル賞 独創性と科学的な価値

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       赤﨑 勇氏                天野 浩氏                  中村修二氏

ノーベル賞 独創性と科学的な価値

山中伸弥氏は2012年ノーベル医学生理学賞をケンブリッジ大学名誉教授ジョン・ガードン博士と二人で受賞した(2012年12月11日)。<←クリック> 受賞のとき、山中氏は「iPS細胞(万能細胞)という仕事単独では今回の受賞はなかったと思います。自分ではこれは便乗受賞だと思います」と謙虚だった。

今回の青色LEDの受賞でも天野浩氏は、「赤崎先生の受賞は当然。中村先生も、優れたデバイスの特性を学会で発表していたので当然。私が入っていることだけが、よくわかりません」「私はたぶん、平均的な日本人だと思う。こんなのでも取れたということで励みになると思う」と謙虚だ。

山中伸弥氏の関連研究の経過(2012年12月11日の写真参照)
1962年 生物学者ジョン・ガードン博士がアフリカツメガエル(両棲類)のクローンをつくりだした。
1997年 イアン・ウィルムット氏が羊のクローン(ドリー)をつくりだした(哺乳類初)。
2006年 山中教授は、臓器細胞の初期化に成功し、山中因子と呼ばれる4遺伝子を発表した。
この中で、哺乳類羊のクローン(ドリー)をつくりだしたイアン・ウィルムット氏はノーベル賞を受賞していない。
ノーベル賞レベルの独創性が認められなかったと思われる。

青色LED開発者のそれぞれの独創性
赤﨑 勇氏、天野 浩氏、中村修二氏3名がノーベル賞を受賞したが、3名それぞれに独創的で科学的な受賞理由があったから受賞した。一方、羊のクローン(ドリー)をつくりだしたイアン・ウィルムットが受賞できなったことは、ノーベル賞の本質を考えるうえで非常に興味があり参考になることである。
特許制度では工業製品化への到達という観点から中村修二氏の成果が勝訴したが、ノーベル賞は3名の独創性をそれぞれ認めている。その違いが面白いと思うし納得できる。


私は、山中伸弥氏と天野浩氏に謙虚さという日本人の美徳を感ずる。
一方、中村修二氏の科学者、研究者としての日本人離れした「自己主張」は昔から大好きで支持している


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