京都 祇園祭 千年の謎

京都 祇園祭 千年の謎

NHKテレビで表題の番組を見た(総合テレビ 7月23日)。
下の写真、名画1、名画2、名画3に示すように、100枚以上の絵画に描かれた「星模様絨毯」が、ヨーロッパ、中東絨毯生産国はじめ世界中を探しても、切れはしはもちろん痕跡すら見つからなかったそうだ。まさに「幻の絨毯」であった。

メトロポリタン美術館」の研究者梶谷宣子さんが30年前「京都祇園祭」を見物に来て写真を撮って帰り(写真1のような)、「メトロポリタン美術館」の研究仲間に見せたところ大きな驚きとともに問題の「星模様絨毯(写真2)であることが解った。

昭和61年(1986年)本格的な調査が行われた。これは紛れもなく「星模様の幻の絨毯」であった。日本人にとって絨毯は美術品であったから残った。祇園祭はまさに「世界の文化のタイムカプセル」なのである。

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 名画1 アントニウスとクレオパトラ ヤン・ステーン作        クレオパトラとアントニウスの足元に絨毯の
                                                     「星模様」が描かれている

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 名画2 テーブル掛けとして用いられている「星模様絨毯」

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 名画3 この絵のモチーフは女性奏者と「星模様絨毯」


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 写真1                             京都祇園祭「北観音山鉾」の前面を飾る「星模様の絨毯」 

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 写真2                                                「星模様の絨毯」の全体図

世界の文化のタイムカプセルといえば「正倉院」を思い出す。シルクロードの行き着く先の「美術品、宝物の貯蔵庫」である。京都 祇園祭 の凄さは、祭りという毎年大衆とともにあったものが、長期保存の仕掛けになったことである。


日本に残るのは、このような「美術品や宝物」だけではない。
文学、書籍、思想なども大切に保存される。中国では失われた書籍や美術品が日本に残っている例もあるという。
また、外国伝来だけでなく、日本固有の文化遺産も良く保存されている。
これは、「保守の国」日本の特徴と思われる。


実は「マルクス主義」「共産主義」も最後まで残るのは日本ではないかと言われている。新聞の論調を見てもそれは頷けるような気がする。この意味では、「マルクス主義」信奉こそ「保守」といえるかも知れない。

一方、例外的なものとして、明治維新の鬼っ子「廃仏毀釈」がある。神道を重んずるあまり仏教が排斥され、多くの伽藍や仏像遺産を失った。その意味で、明治維新はまだまだ研究の余地がある。


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