青山千春氏の講演  JpGU 2014 の発表

img_0[1]   青山千春さん

青山千春氏 の口頭発表 JpGU 2014 

JpGU(日本地球惑星科学連合) 2014 で青山千春氏(水産学博士)の口頭発表を聞いた。
青山千春さんは、独立総合研究所所長青山繁晴氏とご夫妻であり、同所取締役自然科学部長である。


20130630232739[1]   青山千春・繁晴夫妻

演題は、地方自治体におけるメタンハイドレート調査の試み 

2日目(4月29日)15:00からの<ガスハイドレート>のセッションで、会場は狭く、立ち席まで満員で、おまけに暑苦しかった。立見の人の腰の辺りにエアコンのスイッチがあり、誰かが触ったためスイッチOFFの状態だったようだ。<津波堆積物>のセッションも会場が狭く通路まではみ出していた。聴衆席に余裕がある会場が多く、全体として広い会場なので、主催者の運営に一工夫必要であった。

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4月、故郷へ帰ったとき地元紙で、 吉村美恵子山形県知事のメタンハイドレート開発への期待の記事を読んだ。

今回の青山千春氏の発表は、太平洋側和歌山県の依頼(予算)による魚探によるメタンハイレートプルームの調査結果である。予算規模が小さくて済むから、通産省の調査を待ちきれない県が行ったと思われる。


魚探によるメタンハイドレートの調査は、青山氏の確立された経験則に基づいた手法で、「メタンハイドレートの確認をしているか?」との質問があったが、「今回は確認していない」とのことであった。「それで良いのだ」というのが私の実感である。

img_1[1]

メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム(MH21 Research Consortium)という平成13年にスタートした官民学共同組織がある(通産関係)。これまで、太平洋・南海トラフにこだわり、総額500億円以上を10年以上投じ調査・研究している。
南海トラフは日本海に比較しメタンハイドレートの貧鉱が多く、分布の深度も深く、開発に有利ではないと青山繁晴氏が述べている。(千春さんは繁晴氏が書いたものを読んだことがないと言っているらしいが)


今回のJpGUにおける発表は日本海の調査結果も多く、上述吉村山形県知事のコメントも通産省関係の調査結果によっているようだ。ここへきてようやく日本海側の調査・研究の実が上がってきたようだ。

しかし、この国家戦略的プロジェクトが、一部官僚、学者の面子(メンツ)により遅速が左右されるとしたらたまったものではない。国会議員よ、特に行政に関わる議員はよく勉強し、省益・メンツにこだわる官僚をコントロールせよ。

青山千春氏にはもう一つの敵がいるらしい。中国は彼女の調査を邪魔するらしいのだ。
(これより、尖閣問題もそうであるが、日本にエネルギー資源というジョーカーを与えたくないという中国の強い意図が感じられる。)

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