「武相荘」所感

武相荘  武相荘

「武相荘」所感

 先日、「武相荘」(ぶあいそう)へ行って来た。御存じのように、白洲次郎・正子夫妻の邸跡である。武蔵国と相模国の境界に位置することから命名されたが、「不愛想」と掛けている。もともと農家だったから、私にはどこか懐かしい感じがした。以前、白洲次郎主役のドラマがNHKから放映されたが、そのときNHKが輸入し撮影に用いたクラシックカーも置いてあった。

 今、「負けて、勝つ」という吉田茂のドラマをNHKが放映している。先週、白洲次郎と服部卓四郎のにらみ合いの場面があった。終戦後、服部が警察予備隊の幕僚長に任じられる予定だったが吉田茂首相の反対にあい実現しなかった。その顛末の一場面である。因みに、服部(山形県出身)は、荘内中学、仙台・中央陸軍幼年学校、陸士、陸大と全て石原莞爾と同じルートをたどったが、愚将とされる。吉田栄作の服部卓四郎はこのドラマで一番のはまり役かも知れない。迫力があった。
 
 マッカーサーにとって、朝鮮戦争は共産主義の脅威からの防衛であった。ドラマで、来日したダレスが赤い花は嫌いだと取り替えさせるが、マッカーサーも同じ思いであったと思われる。ソビエトが北海道の分割を要求したとき、大統領に相談せず俺の独断で阻止すると応じたという。副大統領から昇格し、半ば独断的に原爆投下を決めたトルーマン大統領を信じきれなかったようだ。また、朝鮮戦争の実体験から、日本はソビエト=共産主義の南下を食い止めるため緩衝地帯として満洲国を建国したと米国議会で演説した。ドラマを見ながら、日本の共産化、南北分割の恐怖に思いが至ったが、多く人に共感してもらえるとはとても思えない
  
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