靖国問題の一視点

DSC09093.jpg       靖国境内 大村益次郎像

靖国問題の一視点

靖国神社には、中韓との国家間の問題以前に国内の歴史的な問題がある。

靖国神社にはもちろんのこと地方の招魂社(のちの護国神社)にも戊辰戦争で薩長軍の敵となった会庄同盟の会津藩、庄内藩、奥羽越列藩同盟、彰義隊、西南戦争の西郷軍、西郷隆盛などの戦死者は、明治政府の意向により朝敵の名のもとに祀られていない。  

この事実は、A級戦犯が合祀された1978年以後も変わらない。
極東軍事裁判事後法で無効だなどの議論はこの問題とは別問題である。


靖国神社は、日本の国のために戦死した英霊を祀る神社とは認めがたい。
日本古来のしきたりは、敵味方の区別なく戦死者を祀ることではないのか?
高野山には敵味方入り乱れて戦国武将たちが祀られている。
何より、各家庭で仏壇の上に神棚があるのが日本古来の伝統である。
この国では神仏混淆(習合)さえ当たり前である。

アメリカでさえ(アメリカには失礼な表現だが)アーリントン墓地には南北戦争の南北両軍の戦死者が祀られている。
安倍晋三首相よ。靖国は日本の戦没者を祀る社としては足りないものがあり過ぎると思うのだが


中国、韓国の言い分が正しいと言っているのではない。国内問題への干渉だから間違っている。
日本の左翼と左翼思想の新聞(朝日、毎日など)の言い分が正しいというつもりもない。間違っている。
左翼新聞は中韓へのご注進の役割を果たし、国家間紛争の種を蒔くトラブルメーカーの役 割を果たしている。
宗教問題として信教の自由を侵していると大げさにいうつもりもない。日本古来土着の神道をおいてほかにない。



昔の兵隊仲間と旧交を温めていた父を千鳥ヶ淵墓苑に迎えに行ったとき、庄内(鶴岡)出身の父は靖国に参拝しなかった。ロシアの捕虜生活が長かったが、作業で怪我したとき、過酷な労働と栄養失調などで死亡した仲間の死体を焼くのが仕事だったこともあったという。兵隊仲間に戦死者は山ほどいたことになるが、靖国には参拝していない。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

 辻 幸弥 (つじこうや)

Author: 辻 幸弥 (つじこうや)
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR