炎熱の夏から厳寒の冬に急変 その原因?

炎熱の夏から厳寒の冬に急変 その原因は?

暑い夏が終わり、短い秋が過ぎ、早くも冬が来た。
炎熱の夏から急勾配で気温が下がり厳寒の冬が急ぎ足で来た。
まだ木に残る、銀杏(いちょう)の葉の上に、リンゴの果実と緑の葉の上に、雪が積もっている。
何故だろうか。

一方、温暖化騒ぎが世論を支配しているが、地球の平均気温は上昇してはおらず、
これから寒冷化に転ずるという議論もある。


グリーンランド 深層海流の駆動力

上図は「地球は寒冷化に転ずる」で用いた図である。
(http://tsujiandon41.blog.fc2.com/blog-entry-162.html、カテゴリ;環境問題 を参照)


海洋大循環は、地球の南北にわたり大西洋、インド洋、太平洋を回る大きな海流で、北極、南極に近い海水を赤道付近に、赤道付近の海水を北極・南極近くに運び、赤道付近に強く注がれる太陽エネルギーを南北に分散させる働きをする。この海水温度の平均化作用が地球の気候の急激な変動を抑え穏和・温和なものにしている。

上図のグリーンランド沖で、
Ⅰ 冷たく重い海水がつくられる。
その条件は、①海水が凍ること。氷になるのは真水であり、塩分は海水に残る。海水は塩分濃度が濃くなり、重くなる。②温度が下がるのでさらに重くなる。

重い海水が沈む。これが深層海流、海洋大循環の起動力となる。これが大西洋、インド洋、太平洋の循環の動力源なのである。これに伴い温かい表層水が南からグリーンランド方面に流れ、ヨーロッパ、スカンジナビア半島の気温が上がり、緯度の割にこの地方の気温は温暖になる。


Ⅱ 一方、緯度の割に温暖になると、グリーンランドも温暖化する。①海水が凍る量が減る。②グリーンランドの氷が解け、河川水(淡水、真水)が海に流れる量が増え、海水の塩分濃度が低くなる。①②により、深層海流の起動力が小さくなる。これに伴い温かい表層水が南からグリーンランド方面に流れる量が減る。ヨーロッパ、スカンジナビア半島の気温が上がりにくくなり、この地方は寒冷化する。

すなわち、Ⅰグリーンランドの寒冷化が進むと緯度が高い地方は温暖化し、比較として赤道付近の気温は高くない(低くなる)。やがてグリーンランドも温暖化する。Ⅱグリーンランドが温暖化すると、暖かい表層水の北上が減少するので緯度が高い地方は寒冷化する。赤道付近の気温は比較として高くなる。このⅠⅡの周期は約70年で繰り返す。現在はⅡの周期であるが、間もなくⅠの周期に入る。


現在はグリーンランドが温暖化の時期にあたり、海流の暖かい表層水が北上する量が減少しているので、ヨーロッパ、スカンジナビア地域(すなわち、高緯度地域)は寒冷化している。それが冬が寒い原因である。また、高緯度地域と赤道地域の海水温度の平均化作用が進まず、地球の気候を変動しやすく激しいものにしている。赤道域の温度が高いのもその一因である。
すなわち、日本に急激に厳寒の冬が来たのと、フィリピンに巨大台風が襲来した原因は同じである



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