太陽光発電  イーハトーブ紀行3

太陽光発電 284号線     太陽光発電設備  国道284号線沿い  2013年6月24日撮影

太陽光発電

国道284号線(一関~気仙沼)沿いに太陽光発電設備が設置されていた。岩手県は土地も安いしと納得する。

2013年4月から太陽光発電の売電価格が一応値下げされた。
2012年度まで、一律42円だったが、10kW未満の家庭用は1kWhあたり38円に、メガソーラーなどを含む10kW以上の事業用は37.8円に引き下げられた。10kW以上は20年間固定(10kW未満は10年間)。


現在、ドイツでは1kWhあたり13.5ユーロセント(16.2円)、イタリアでは14.8ユーロセント(17.8円)(ユーロセント/円=1.2として)だという。

日本の太陽光発電の売電価格は高すぎる。それも20年(10kW以下は10年)固定であるから異常に高いとさえいえる。ドイツでは初期の売電価格を値下げするのに苦労したと聞くが、実に投資側に異常に有利な条件に設定したものだと思う。著しくバランスを欠いていることに問題があるのだ。

投資側の意欲は旺盛であるが、電力側の受け入れが整わず、実態は進んでいないという。進まないことに文句を言うより、ホッとする感じもある。


日本の太陽光発電の技術開発は早かったが伸び悩んだ。電力会社と官僚組織がグルになって優遇策をこうじなかったというより冷遇しためである。再生エネルギーとのバランスを重視するより、原子力に肩入れし重要視する余り、政策を誤ったのである。

だから、太陽光発電メーカーはプラント輸出に頼るしかなかった。そして、欧州はもちろん中国でさえこの間に生産能力を増強した。ここに国の政策の誤りがある。

この反省は絶対に必要である。折角の産業の芽を潰した上に、原発事故を起こし、あわてて採用する。だから、異常に高い売電価格にならざるを得なかった。

このような政策を誤った背景には循環エネルギー無視という油断があるし、その油断あるいは自惚れは原発事故を起こした原因と共通なものである。

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