坂本龍馬暗殺の黒幕は西郷隆盛

坂本龍馬暗殺の黒幕は西郷隆盛
暗殺実行者は齋藤一、と本郷和人東大教授が林修氏のテレビ番組で語っていた。
私は、本郷和人東京大学史料編纂所教授が語る歴史は面白い、磯田道史氏と双璧だと思っている。

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坂本龍馬の暗殺の黒幕が西郷隆盛とするのは納得できる。
赤松小三郎を暗殺したのは中村半次郎で黒幕は西郷隆盛である。
赤松小三郎は、慶応3年5月「建白七策」を福井藩松平春嶽と薩摩藩島津久光に提言した。
その一カ月後の慶応3年6月坂本龍馬が、
赤松の「建白七策」を下敷きに「スローガン」的にした「船中八策」を起草した。 

「建白七策」「船中八策」は西郷ら薩長勢にとって不都合と考えたのが原因であろう。


赤松小三郎は慶応3年9月3日、薩摩藩中村半次郎(桐野利秋)等により暗殺された。
坂本龍馬はその約2カ月後の慶応3年11月15日に暗殺された。
暗殺犯には諸説があるが、薩摩藩の大久保、西郷黒幕説がある。

その詳細は、クリック → 赤松小三郎 を参照されたい。


しかし、本郷教授の齋藤 一 暗殺実行説は、西郷とのつながりがあり、左利きだから、との説明たが俄かには納得できない。
齋藤一は新選組三番隊組長で撃剣師範、戊辰戦争では会津藩とともに戦い、西南戦争では西郷の敵として戦い、大正時代まで生きた。私には西郷と斎藤一の接点が分からない。 本郷教授は自説を小出しにして勿体つけてる風にも見えたが。

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『明治維新という過ち』 という著作

『明治維新という過ち』
という本を読んだ。著者の「原田伊織」氏と私には共通点がある。

致道館_5_-_コピー[1] 致道館 鶴岡市

私は徳川四天王の譜代大名左衛門尉酒井家のお膝元庄内出身で庄内藩の伝統を多少なりとも受け継ぐ鶴岡の名門校といわれる高校を卒業した。在学中、同窓会長は酒井家当主であった。庄内藩には致道館という藩校がありその名を冠していなかったが、同じ山形県内の藩校を冠した米澤興譲館高校を羨ましいと感じたこともある。

著者「原田」氏は京都生まれだが、彦根市で育ち彦根藩の藩校を冠する弘道館高校を卒業したという。彦根(佐和山)藩は言うまでもなく同じく徳川四天王譜代大名である井伊家の版図であった。(今、NHK大河ドラマの舞台である。楽しみにしている。)


私は徳川家にゆかりが深い藩出身であるからこそ、明治維新と言われる歴史を詳細に検討し、薩長藩閥権力による明治維新の歴史は捏造されていると結論している。原田氏は小説家であるが発端は似ているように思われる。

私は戊辰戦争勃発を糸口として経緯を大局的に調べ、薩長藩閥政府は「戦(いくさ)の遺伝子」を持ち、明治以来の征韓論、日清戦争、日露戦争、満州事変、日華事変、太平洋戦争はその遺伝子によるものだと結論している。そのキーワードは、赤報隊、世良修蔵、二本松・会津戦争の残忍さ、明治憲法、皇室典範、廃仏毀釈などである。


私は薩長藩閥明治政府を「戦の遺伝子」を持つと表現しているが、原田氏は吉田松陰はじめ長州の勤皇攘夷の志士たちを「テロ集団」と呼んでいる。

司馬遼太郎の昭和に入り日本は情けなくなったという歴史観間違いで、「戦の遺伝子」は明治憲法、皇室典範そのものに内在し、それは薩長藩閥明治新政府が本源的に持つ遺伝子であり、明治以来のあらゆる戦争はそれに原因があるというのが私が到達した結論である。


※右リンク欄の【戊辰戦争】最強軍団【庄内藩】をクリックして庄内藩の説明動画を見てください。

大蔵卿(財務大臣)の愚かさ

大蔵卿(財務大臣)の愚かさ
大蔵卿とは明治憲法発布前(~明治23年)に用いられた明治新政府の財務大臣(大蔵大臣)のことでもある。
大河ドラマ「真田丸」の大蔵卿局の愚かさは、現在の財務省の愚かさと同じだと感じた。
※表題を「愚策」から「愚かさ」に変えた。策になっていないのに愚策では上等すぎる。

アベノミクス」の方向は正しいが、「アベノミクス」の足を引っ張っているのは財務省である。
すなわち、麻生財務大臣も財務省も大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)と同レベルの愚かさである。

大河ドラマ「真田丸」が終わった。
映画「清須会議」にも似た三谷幸喜の脚本は面白かった。
特に大蔵卿局と阿茶の局の脚本と配役、演技は秀逸であった。


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峯村リエ演ずる大蔵卿局:大蔵卿局は茶々の乳母で軍事にもやたらに口を出す(豊臣方)

三谷幸喜の脚本は面白かったが、中でも女性たちの描き方が面白い。
最後に勝つのは歴史通り徳川であるが、その勝敗を決めたのは女性であった。
すなわち、豊臣方の大蔵卿局と徳川方の阿茶局の戦いにならない戦いで勝負がついた。
峯村リエ斉藤由貴も名演であった。


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斉藤由貴演ずる阿茶局(あちゃのつぼね):臆病な徳川家康を牛耳っている存在
英雄とは臆病者である。しかし、渡るべき石橋は必ず渡るが渡らせたのは阿茶局。


阿茶局;「真田丸は取り壊し、お堀も埋めてしまいましょ」
大蔵卿局;「埋めてしまいましょ、埋めてしまいましょ」

これで真田丸は取り壊され、大坂城のは埋められ、豊臣方の敗北が決まったという筋書き。

今、財務省は、ロケットエンジンの出力を増しても、姑息にその推力を吸い取り、チマチマと借金が増えるのを少しでも減らし、いつになっても人工衛星が軌道に乗る速度に達しない愚策をやっている。
人工衛星は軌道に乗ってしまえばロケットの推進力は不要になることを知らない。黒田東彦日銀総裁も財務省出身だから困ったものだ。


<私見>
税増収分で国家は投資せよ!!!

保育士、介護士の収入を増やせ!!!  
貧困からの解放は人権問題。消費に回ることも確実だから経済対策でもある。
若い人が多いから結婚する人も増え、人口問題の解決にもなる。
3月からの移民条件緩和の愚策をやめよ。安倍政権は馬鹿か。やることが違うだろ!!!

公共投資を増やせ!!!
気候変動による治水、災害防止。土木老朽施設の改修。新幹線など新規企画の前倒し。など


国防費の増強!!!
マスコミは不思議なほど鈍感だがこれでいいのか不安です。分かっていて言わない? 何故?


これをやれば人工衛星は軌道に乗ります。.


この世界の片隅に

この世界の片隅に  アニメ映画
上映館が少ないが、評判が良いのでわざわざ遠くの映画館まで出かけて観てきた。
例えば、東北で13館、山形県では3館しか上映していない。故郷鶴岡では「まちなかキネマ」で上映している。
今評判の「君の名は」は、見たいと思ってはいるが、それより優先して観た。

img-chara-01[1] 主役;北條すず  声;のん
人物は優しいタッチだが、原爆投下前の広島市内の風景などは資料に基づき精細を極めている

原作にあるのかどうか知らないが、まず、広島で何故座敷わらし?と思ったが、主役北條すずの声を演じているのが「のん」であることを思うと自然なことかも知れない。
座敷わらしは、柳田國男の『遠野物語』で知られるように、岩手、東北に伝わる民話であるが、この映画が『「能年玲奈」こと「のん」』が主役だから広島でも許されるだろう。すなわち、能年玲奈主役のNHK朝ドラ「あまちゃん」の舞台が岩手県久慈であることを考えると納得できる。座敷わらしは素直な澄んだ心にだけにしか見えないのであるからなおさらだ。

監督・脚本の片渕須直 は「のん」以外に主役すずの声優は考えられないとしてこの作品を作ったらしい。「あまちゃん」では宮藤官九郎などが能年玲奈以外に考えられないとして応募者のなかから主役に選んだという。

何故であろうか?
人間には大なり小なり「発達障害」というものがある。言い換えると、人間には多方面にわたる人間性、性格の機微にわたる配合と言った問題がある。「のん」は人見知りな性格である。不安感を持っている。これは「発達障害」の一つの症例であろう。人間は何人かに一人の割で発達障害があるという。ときに凄い集中力を発揮するのも一症例だから、天才と呼ばれる科学者にも多く、東大生の数人に一人もそうであるという。


20130930_amachan_01[1] あまちゃんの能年玲奈
かつて所属した芸能事務所との関係で本名能年玲奈は芸名として使えないそうだ

のんはバラエテイー番組が苦手で今の「お笑い文化」のテレビ番組に重宝されることはない。宮藤官九郎は「あまちゃん」の脚本で凡百の脚本がなしえない多くの配役=人間描写を並び立たせた。朝ドラでもあれだけ多数のタレントが並び立った番組がほかにあっただろうか。多数の俳優たちがあの番組から飛び立ったが、主役ののんは忘れられた存在に感じられた。

しかし、この世に異能な人はいるものだ。宮藤官九郎に次いで片渕須直が「のん」を再び見出した。
この映画を見て、声優としての「のん」の素晴らしさを堪能することができた。監督・脚本の片渕須直氏の意図を十分に感ずることができた。すずさんのひとり言が物語を紡いでいくから「すず」の声が画面と一体に感じられた。また、コトリンゴのナチュラルで柔らかい歌声と優しいメロデイーがまた「のん」の声とともにすずさんの世界を優しく表現していく。


このアニメ映画は優しさを表現する天才たちがコラボレーションして紡ぎ出した物語である。
哲学的な小難しいややこしい解釈はいらない。これこそ物語に最も大事なことである。
23歳の若さで二つも代表作といえる作品ができた、『「のん」こと「能年玲奈」』は異能な天才である。

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