インフルエンザ2

インフルエンザA型一覧表 
                                           A型インフルエンザの9×16=144亜型 
インフルエンザ2

インフルエンザウイルスが、「A型・B型・C型の3種類」に分類されること、世界的な流行<パンデミック>を起こすのはA型であることは既に前稿「インフルエンザ」で述べた。クリック→<インフルエンザ> <カテゴリのインフルエンザをクリックすると直ぐ下に表示されます>

A型には多くの亜型があり、上図に示すH(横軸)はヘマグルチニンの頭文字で、タイプが16種類あり、N(縦軸)はノイラミニダーゼの頭文字で、9種類に分かれる。どちらもウイルス表面にある突起のタイプを意味する。

このように9×16=144存在することが喜田 宏北海道大学大学院獣医学研究科・獣医学部教授・人獣共通感染症リサーチセンター センター長により明らかにされた。

自然界からの分離65;65通りのHAとNA亜型の組み合わせのウイルスがアラスカ、シベリア、モンゴル、台湾、中国と日本で自然宿主であるカモの糞便から分離された。
実験室で作出79;実験室で発育卵を用いて79通りのウイルスを“遺伝子再集合”(組み換えとは異なる、鳥、ブタなどで自然に起こる)によって作出した。

喜田教授
WHOの人と動物インフルエンザサーベイランスネットワーク拠点として、OIE(国際獣疫事務局)の高病原性鳥インフルエンザレファレンスラボラトリーとして、また、OIE/FAOのインフルエンザネットワーク拠点として動物インフルエンザのグローバルサーベイランス、診断および世界の研究者・技術者を指導する。
国内にあっては、農水省の家禽疾病委員会委員長として、高病原性鳥インフルエンザ対策を指揮する。クリック→<拠点リーダー喜田宏


鳥インフルエンザA(H7N9) とは
 鳥インフルエンザA(H7N9)は、今までヒトに感染することが知られていなかったウイルスの感染症で、4月1日にWHOが中国でヒトへの感染があったことを初めて公表した。感染源はわかっていないが、ヒトからヒトへの持続的な感染は確認されていない。

2013年5月15日現在:  死者36人(前報より+5人) 感染者132人

2013年5月18日:
中国で広がる鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染で、同国衛生当局は18日、世界保健機関(WHO)とともに実施した合同現地調査の報告書を発表した。 結論は、感染者の多くが市場などで、ニワトリ、カモなど、生きた食用鳥類と接触していたことなどを根拠とした。ただ報告書は、各地の飼育場で実施したサンプル調査で、同型ウイルスは検出されていないとしている。

同型ウイルスが人から人への感染を可能にする変異を遂げる可能性について報告書は、「他の鳥インフルエンザウイルスよりも高く、決して軽視してはならない」と警告した。

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インフルエンザ

pic1[1]   渡り鳥

インフルエンザ

H7N9型インフルエンザを感染症法に基づく「指定感染症」とする政令が5月6日施行された。患者に対して入院や休業の強制が可能となる。同日、空港や港での検査や診察のため、検疫法の政令も施行された。

H7N9型の死者/感染者=31人/132人(中国と台湾の1人を含む、5月7日現在、中国の発表の透明性には疑問がある)



インフルエンザウイルスは A型・B型・C型の3種類 に分類される

流行しやすいのは「A型」で「B型」が流行ることは滅多になく、「C型」は大抵の人が免疫を持っているのでほとんど感染することがない。        

A型 特徴;一定の形に止まらず、違ったウイルスとなって流行し感染しやすい。自然宿主が多く、流行する種類(亜型)も多い。  主な症状;高熱・喉の痛み、鼻づまりが酷くなる。呼吸器系の合併症を起こす危険性もある。

B型 特徴;決まった形でしか現れない。ワクチンなどの免疫の持続性も比較的長期間持続し、予防接種しだいでは全く流行しない。  主な症状;腹痛や下痢といった消化器系に影響が出やすい。A型よりも症状は軽い。

C型 特徴;ほとんど4歳以下の幼児に、季節に関係なく感染する。
主な症状;鼻水が多く分泌される程度で、感染しても症状がほとんど出ない。


A型 について
流行は古代エジプト時代から記録に残っており、1918年に世界的な大流行をした通称「スペイン風邪」は第一次世界大戦の終結を早めた要因の1つとまで言われている。
こういった世界的な流行は「パンデミック」と呼ばれ、2009年には新型インフルエンザがWHO(世界保健機構)により、「世界中の人々が感染する可能性が高い」とパンデミックを発令した。

今までにパンデミックを起こし、多数の死者を出したA型インフルエンザウイルスには以下の種類がある。
H1N1 - スペインかぜ(1918年、死者5,000万人(1億人説もある)/感染者6億人/世界人口18~20億人)、
      Aソ連型、2009年新型インフルエンザ、ヒトとブタに感染する。
H2N2 - アジアかぜ(1957年,死者 世界100万人以上,日本5,700人/感染者300万人)
H3N2 ‐ A香港型 (香港かぜ 1968年、死者50万人)

パンデミックは起こしていないものの、ヒトへ感染したA型インフルエンザウイルスには以下のような種類がある。
H1N2、H5N1(1997年,2003年,香港,鳥) 、H5N2、H7N2(2007年,英,鳥)、
H7N3(2012年,メキシコ,鳥)、H7N7(2003年,オランダ,鳥)、H7N9 (2013年,中国,鳥),H9N2、H10N7

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